【転職用語辞典】ABC

◆ABC

・AT限定可

求人の資格欄に使われる用語で、AT限定免許でもいいですよという意味。営業車などでもAT車の会社が多く、ほとんどの場合はAT限定でも困らない。トラックを運転する仕事や、自動車関係(販売、ガソリンスタンドなど)など、MT車を運転する機会がある仕事の場合、「AT限定不可」などと書かれる。

・Iターン(転職)

生まれ育った故郷から進学や就職を機に故郷にはない要素を求めて、故郷とは別の地域に移住(転職)すること。Uターンと同じで求人上の表記にはほとんど意味はない。

・Jターン(転職)

生まれ育った故郷から進学や就職を機に都会へ移住した後、故郷にほど近い地方都市に移住(転職)すること。

・OJT

On-the-Job Trainingの略。新人教育制度の一種で、机上の研修や座学ではなく、実際の業務を通じて先輩社員や上司に仕事を教えてもらう教育制度。一概にOJTと言っても、きっちりマンツーマンで指導してくれるところもあれば、放置(なんかあったら聞いてねー)のところもある。教育制度で一番安心できるのは、しっかり座学で会社の歴史から、業界の知識、マナー研修など時間をかけて教えてもらえて、その後OJTで実践に入っていく方法だが、なかなかそこまで手厚く研修を行える企業は少ない。特に営業の場合は、OJTで学ぶというケースが多い。

・PCスキル

応募資格や求める条件に書かれている。PCスキルとは曖昧な言葉だが、一般的には、MicrosoftのWord、Excelが触れる程度をイメージしてもらえれば良い。丁寧な求人原稿には、「Wordが使える方(文書作成、図の挿入など)」や「Excelが使える方(簡単な表計算など)」と書かれているケースもある。また、複雑なExcel(マクロ)やPowerPoint(プレゼンテーション資料作成)やAccess(データベース)などのスキルが必要な場合は、まず間違いなく記載されている。営業で使うパソコン作業などは特に難しくないため、「前の仕事でパソコンとかあまり使ってないけど大丈夫かな~」と心配するよりは、積極的に応募したほうが良い。

・PDCAサイクル

もともとは生産管理や品質管理の業務を円滑に進めるために作られた手法。PDCAとは「Plan:計画を立てる」「Do:実行する」「Check:評価する」「Action:改善する」の頭文字を取ったもの。P→D→C→A→P→・・・と繰り返し改善していく。現在では、営業職や企画・マーケティング職など様々な仕事で使われる。

・SPI

正式名称はSPI総合検査。リクルートグループが提供する適性検査のこと。性格と能力を測定できる。日本初の適性検査で、現在でも多くの企業が入社試験に導入している。最新版はSPI3※2017年1月現在。

・Uターン(転職)

生まれ育った故郷から進学や就職を機に都会に移住した後、再び生まれ育った故郷に移住(転職)すること。求人では「U・Iターン歓迎」などと記載されている。ただし、本来のUターンの意味が薄れてきて、都会の求人でもUターンと書いている企業が多い。単純に(地方ではなく)地元で働くという意味合いが強くなっている。また、求人上にあるU・Iターン歓迎には実際のところほとんど意味はない。

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